ふつうに会社勤めをしていたら、一日8時間労働が基本ですよね。
私はフリーランスで仕事をしているのでこのシバリはありませんが、だからと言って怠け続けたら、あっと言う間に食えなくなります。
仮に私が何らかのクリエイターで才能に満ちていたとしても、やはりある程度まとまった製作時間を設けなければ売るための作品が生まれず、食えなくなるでしょう。
ではオークションはどうか?
私の場合は本業ではなく、お小遣い稼ぎといえばそうなので、全力を注ぐことはありません。
が、やはりそこにかける時間は成果に大きな違いをもたらすのではないか?
そう思ったので今年のゴールドウィーク、私はオークションに一日8時間を費やしてみました。
もちろん毎日は不可能なので、三日間と決めて。
そこで今回は、8時間の作業の詳細とその結果を記しておきたいと思います。
一日目(4月30日)のスケジュール
この日は月曜日なので、終了日である前日・日曜夜に落札されたものの梱包に追われました。
割れ物ばかり合わせて10件分の梱包をしたのと、郵便局に二往復しないといけなかった(徒歩3分ですが)ので、気付いたらそれだけで3時間が経過。
10件のうち4件と2件は「まとめて配送」だったので、ジャストサイズの箱探しからスタートです。
箱はサイズ違いで揃えてありますが、すきまが多いと配送事故が起きやすいので、毎回最適のものを選んでいます。
梱包も慣れているのは手早い(秘訣はこちら)ですが、複数のカップ&ソーサーのセットで1件分だったので、それなりに時間がかかりました。
すでに撮影してあったものをアップしていく作業です。
では5時間かけていったい何個出品できたのか?
答えは18点です。
少ないと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、リサーチの時間が長いんです。
まずは商品自体の詳細。
そしてもちろん、「同じヤフオク上に同じ商品はあるのか」「あるならいくらで出品されているのか」といった市場リサーチも必須です。
18個も出すとどの棚or引き出しor引き出しにしまうのかなど、管理にも時間をとられます。
二日目(5月5日)のスケジュール
最初に「検品」をするのは、撮影するポイントを明確にするためです。
難ありの場合は、それがどんなに些細なものでも接写してアップすることにしているので。
「準備」というのは、撮影する商品を洗ったり磨いたり手入れをすることと、撮影場所のセッティングです。
自然光がきれいに入る窓辺にテーブルを置き、白いクロスをかけて周囲のものをどかします。
画像はなるべく10枚フルで載せているので、撮影パターンにも多い方だと思います。
この日は2時間かけて20商品を撮りました。
おそらくほとんどの方はここに時間をかけないと思います。
スマホで撮ったらそのままアップできますしね。
でも私はいったんPCに取り込み、採用する画像を決め、必要があれば角度や明るさなどをPhotoshopで調整しています。
画像の見やすさは、出品者の誠実度や親切度のバロメーターになると思うからです。
夕飯や休憩をはさみ、合わせて4.5時間。
この時間で実際に出品できたのは13点でした。
なぜこんなに時間がかかったのかと言うと、この日は主に洋服を出品したので、採寸が手間だったからです。
着丈・肩幅・身幅・ウエスト・袖丈と測るところが多いし、平置きしないといけないので場所もとります。
洋服は撮影パターンも多くなるので、今回ので最後にしようと思っています。
着物も文字通り売るほど持っているのですが、採寸が洋服の倍大変なのでなかなか手が出ず…そのうち頑張ろう。
三日目(5月6日)のスケジュール
前日と同じ流れで撮影開始です。
この日は書籍が中心の撮影だったので、さくさく進みました。
1時間弱で撮ったのは15商品。
新しくしたばかりのスマホなので使いにくく、慣れていればもっと沢山撮れたはず。
編集でマウスばかり握っていたら、右手の指がおかしくなってきた…
私は書籍を売るのが得意なのですが、その秘訣は表紙と裏表紙だけではなく、天・地・小口・背の4角度をきっちり写すことです。
経年劣化の具合はできるだけ正確に伝えるようにしていますし、それが功を奏していると感じます。
4.5時間で出品できたのは21点。
個人的に本は出品作業がラクなほうで、これでもいいペースで出せているほうです。
オークションに関わるすべての作業で一番キライなのが再出品です。
基本的に3回の自動再出品をフルで利用していますが、この日は落札されずに終わってしまったものが多く、手動で黙々と再出品しました。
この際、値下げをしたり説明文を追加したり、ちまちま作業の繰り返し。
100点以上出していると、かなり時間がかかります。
まとめ
以上がGW期間に一日8時間労働した際のワーク内容です。
作業時間の割りに出品数が少なくて驚かれている方もいらっしゃるかもしれません。
しかしリサーチもですが私は商品説明がかなり丁寧なので、出品には人よりもかなり時間がかかります。
でも結果として同じ商品が人より高くても売れているので、このやり方でいいと思っています。
この三日間が実際に売上にしっかり繋がったのかどうかは、今後のオークション成果報告記事を注視してみてくださいね。
私の場合、決して売れ線の商品を扱っているわけではないので、成果として数字に現れるにはいつも時間差があります。
今月の後半に期待しつつまたコツコツ頑張りたいと思います!